梅毒感染が依然拡大中。感染者数は最多に。2017年11月04日 08:42

ここ数年、梅毒の感染が拡大しているというニュースが報道されますね。
これは梅毒の患者数の最多記録を毎年更新しているということです。
国立感染症研究所の発表によると、平成29年も10月22日までで、梅毒患者数が4568人と統計開始以来最多となっているとのこと。
梅毒患者の地域分布も、これまでは東京、大阪などの大都市に集中する傾向があったのが、地方でも患者が増えているのだとか。
感染研によると、都道府県別では、東京が最も多く1423人。次いで大阪624人、愛知277人、神奈川258人、福岡190人と続いた。地方でも患者の増加が目立つ。
なかでも、岡山は前年38人だったのが135人、熊本は15人だったのが約3倍に急増。そのほか、広島、香川、青森、山口で、昨年の2倍を超えています。
患者は、相変わらず女性の増加が続いていて、特に20~30代の若い世代が目立ちます。男性は20~40代に増えている傾向は変わりません。男性同性間の感染が多い点も変わりません。
梅毒は主に性行為で感染します。フェラやキスでも梅毒に感染する可能性があります。梅毒の症状として性器や口にしこりや赤い湿疹などが3週間ほどして現れます。
また症状が全くでない場合も少なくありません。知らないうちに感染して、進行していることがあるので注意が必要です。
ただ、梅毒はペニシリンで感染の早い段階で負担が少なく治療できます。
普段からコンドームを使って予防して、そして、定期的に性病検査を受けて早期発見に努めることが感染リスクを減らすことになります。
ゲイやバイなどLGBTの人でも郵送の性病検査なら匿名で受けやすく利用者が増えています。

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